正解率の落とし穴
ある工場で、製品の不良品検査にAIを導入した。1,000個の製品に対する検査結果を、図の混同行列に示す(陽性=不良品)。このモデルの評価として、最も適切なものを1つ選べ。

- A
正解率が99%なので、非常に優れたモデルである
- B
不良品の割合が低いため、AIによる検査は意味がない
- C
正解率を100%にするために、学習データを増やせば必ず解決する
- D
正解率は高いが、不良品を1つも見つけられないため、再現率など別の指標でも評価すべきである
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正解:D
クラスの偏りが大きい場合、正解率は性能を表さない。再現率・適合率・F値・PR曲線などを使い、目的に合った指標を選ぶ。
| 実際\予測 | 陽性と予測 | 陰性と予測 |
|---|---|---|
| 実際は陽性 | TP(真陽性) | FN(偽陰性) |
| 実際は陰性 | FP(偽陽性) | TN(真陰性) |
- A
誤り。不良品の検出という目的を果たしていない。
- B
誤り。指標を選び直せば、有用なモデルを作れる可能性がある。
- C
誤り。評価指標の選び方の問題で、データ量の問題ではない。
- D
正しい。クラスの偏りが大きいデータでは、正解率だけでは性能が分からない。
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