エキスパートシステムの限界
ある企業が、熟練者の知識を1,000個以上のルールにして診断システムを作ったが、ルール同士が矛盾したり、新しい知識を足すたびに全体を見直す必要が出たりして、維持が難しくなった。この状況から読み取れる、第2次ブームのシステムの課題として、最も適切なものを1つ選べ。
- A
ルールの数が多いと、計算機の記憶容量が足りなくなって必ず動かなくなる
- B
ルールを使った推論は、ニューラルネットワークより必ず精度が低い
- C
ルールによる推論は、人間が理解できない結果を必ず出す
- D
知識の量が増えると矛盾の解消や保守が難しくなり、ルールを人手で整える負担が大きい
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正解:D
ルールが増えると矛盾や保守の負担が大きくなる。知識を人手で書き出す方式の限界が、機械学習への移行を促した。
- A
誤り。主な問題は容量ではなく、知識の整合性と保守。
- B
誤り。精度の優劣を一般に決めることはできない。
- C
誤り。ルールは人間が読めるのが利点。
- D
正しい。人が知識を書き出して整える方式の限界で、第2次ブームが下火になった一因。
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